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南日本銀行頭取に斎藤氏「地域密着型を加速、独自路線は維持」

会見する斎藤真一副頭取(鹿児島市)

南日本銀行は23日、斎藤真一副頭取(66)が6月27日付で頭取に昇格する人事を発表した。森俊英頭取(72)は代表権のある会長に就く。鹿児島市内で記者会見した斎藤氏は「地域密着型金融を強化することで、地域経済の発展を目指す」とし、再編については「今後も独自路線で行きたい」と明言。半面、限られた経営資源を有効活用するため「外部とのアライアンス強化も重要になる」との認識も示した。

「中長期的なビジネスモデルを一緒に策定した間柄」。森氏は斎藤氏を後継者に選んだ理由をこう説明した。斎藤氏も「一緒に計画を作り、実効性を高める仕事をやってきた。掲げた目標の実効性を高めるのは今まで通り」と応え、路線継承を強調した。

南日本銀行は森氏とその前任の2代連続で旧富士銀行出身者が頭取に就いており、プロパー頭取は1993年以来。その斎藤氏が経営戦略の柱に据えるのが森氏と構築してきた販路開拓や事業再生などの分野で取引先の中小企業の経営を支援する「WIN-WINネット業務」だ。

「中小企業や事業者を全力で支える精神を全行員に浸透させ、そこに働きがいを感じるような行員を育てたい」と話す裏には、少子高齢化や人口減少に伴う地域経済の衰退とマイナス金利など厳しい環境を生き抜くため、地域金融機関は先頭に立って地域経済発展に取り組むしかないとの認識がある。同分野は2018年に豊和銀行宮崎太陽銀行と業務提携しており、さらに広域化することも視野に入れている。

もう一つの戦略がアライアンス。他行との経営統合とは一線を画す一方「現在は総合的な金融サービスを提供しているが、限られた経営資源を有効活用することを考えると、ある程度絞り込み、外部とのアライアンスを強化することが重要になる」と、連携・提携には前向きな姿勢を示す。

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