2019年7月24日(水)

大手企業の賃上げ率、6年連続2%台 経団連1次集計

2019/4/23 20:00
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経団連は23日、2019年の春季労使交渉の1次集計の結果をまとめた。大手企業の定期昇給とベースアップ(ベア)を合わせた賃上げ率は2.46%となった。賃上げ率は18年を0.08ポイント下回り、2年ぶりに鈍化したが、6年連続となる2%台を維持した。景気の先行き不透明感から一段の賃金引き上げに慎重な企業がある一方、人手不足で従業員の処遇を改善する企業が多いようだ。

金額は月8310円増で18年を311円下回った。1次集計は従業員500人以上で東証1部上場の企業を中心に14業種60社の状況をまとめた。最終集計は6月中にも出す予定だ。

米中貿易摩擦の激化などで世界経済の先行きが見通しにくい影響で、賃上げ率は前年を小幅に下回った。それでも14年からの2%台は保った。賃上げ率は人手不足が深刻な建設で2.90%と高く、これに自動車が2.74%と続いた。

経団連はベアについて将来にわたって月収が積み上がる累積効果を主張している。19年の交渉で経営側の指針となる経営労働政策特別委員会報告では「ベアの持つ累積効果を考慮することなく前年度と今年度を単純に比較するのは適切ではない」との考えを示している。

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