2019年8月18日(日)

ジェイテクトと産総研、スマート工場を共同研究

2019/4/23 16:39
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ジェイテクトと産業技術総合研究所は23日、自律化を進めた「スマート工場」の研究開発を共同で始めると発表した。6月に産総研内に共同で研究室を設立する。国内の労働人口の減少で、工場で省人化の需要が高まっている。世界で多くの工場を運営するジェイテクトとデータ分析技術を持つ産総研が組み、生産ラインの自動化などスマート化を加速する。

スマート工場の共同研究で合意したジェイテクトの須藤会長(左)と産総研の中鉢理事長(23日、東京・中央)

ジェイテクトの須藤誠一会長は会見で「技術の進展が早くなっている」と語り、「自前の技術だけでなく、オープンイノベーションで国内外の大学や研究機関の知見を活用する」と説明。スピード重視で研究開発に取り組む姿勢を強調した。

両者は共同研究を通じ、研削機械をはじめとする工作機械を3~5年以内に自動化することを目指す。研究資金はジェイテクトが拠出し、人材はおよそ10人ずつを双方が派遣する。共同研究による成果はジェイテクト側に帰属する。

具体的には研削機械をコンピューターモデルにし、コンピューター上で加工の状態を見られるようにした上で、最適な加工の条件を見つける。こうして得られたデータをもとに研削機械が自律的に加工する。

ジェイテクトの林田一徳執行役員は「研削機械は自動化が遅れている分野」と説明。研削機械をまず自動化することで、他の工程の自動化にも技術やノウハウを生かせるという。

(吉田悟巳)

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