2019年7月23日(火)

中国新興カフェチェーン、米ナスダックに上場申請

2019/4/23 16:26
保存
共有
印刷
その他

【上海=松田直樹】中国の新興カフェチェーン「luckin coffee(瑞幸咖●(くちへんに非)=ラッキンコーヒー)」は23日、米ナスダック市場への上場申請を米証券取引委員会(SEC)に届け出た。新規株式公開(IPO)により最大1億ドル(約110億円)の調達を目指す。同社は中国で圧倒的な地位を築いてきた米スターバックスを脅かす存在に急成長している。

ラッキンコーヒー(瑞幸咖●(くちへんに非))は中国でスタバを猛追している(上海市の店舗)

ラッキンがSECに提出した上場申請書類で明らかになった。同社は2018年1月に北京に1号店を出店した。小型の持ち帰り店を主力とするが、その後1年3カ月の間に中国全土に約2300店をオープンした。19年は2500店の出店を計画しており、IPOで調達した資金は新規出店や店舗のシステム開発などに充てられるとみられる。

ラッキンは2杯購入すれば、もう1杯無料とする拡販セールを武器に人気を集め、中国で約3600店を構えるスタバを猛追している。スマートフォン(スマホ)で注文できるネット出前サービスも利便性が高く支持されている。

一方で課題も多い。上場申請書類によると、18年12月期通期の売上高は8億4000万元(約140億円)、最終損益は32億元の赤字だった。

中国のスタートアップ企業は急成長して上場を果たした後に、投資先行がたたって収益化に苦しむ例が相次いでいる。急拡大しているラッキンも同様の問題を抱えており、今後はいかに店舗ごとの収益力をあげて利益を確保していくかが課題となる。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。