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NY原油、半年ぶり高値 米イラン制裁強化で65ドル台

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北米
2019/4/23 4:46
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【ニューヨーク=後藤達也】22日の米原油先物市場で、指標となるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート、期近物)が半年ぶりの高値を付けた。米政府がイラン産原油の輸入を全面的に禁止する措置を22日に発表し、供給への懸念から買いが膨らんだ。終値は前週末比1.70ドル高の1バレル65.70ドル。1日の上昇幅も3カ月ぶりの大きさだった。

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米政府は2018年11月にイラン産原油の輸入を制裁対象としたが、日本など8カ国・地域に対し180日間の期限つきで適用除外を認めていた。日本などは特例の継続を求めていたが、ポンペオ米国務長官は22日、5月2日に特例を打ち切ると発表。産油国ベネズエラも米国の経済制裁や停電で生産が急減しており、市場で供給不安が強まった。

米国はイラン産原油の輸入を全面禁止する=ロイター

米国はイラン産原油の輸入を全面禁止する=ロイター

中国の経済対策などで世界経済の減速懸念が和らぎ、原油の需要が回復するとの見方も影響している。原油価格は年明け以降、ほぼ右肩上がりで上昇しており、昨年12月の安値からは5割以上値上がりした。アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格も22日、73.10ドルと前週末より1.90ドル上昇した。

原油高を受けて、22日のニューヨーク外国為替市場では資源国通貨が買われた。カナダドルやロシアルーブルは対ドルで前週末に比べ0.3%程度上昇した。

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