びわ湖大津プリンス プラ製ストロー廃止 環境配慮で
びわ湖大津プリンスホテル(大津市)は26日からレストランや宴会場で使われているプラスチック製ストローを廃止し、紙製に変更する。プラスチックゴミによる海洋汚染問題による環境意識の高まりを受け、「脱プラ」を進めてイメージの向上を図る。

同ホテルでは7つのレストランと28の宴会場で年間約6万本のプラスチック製ストローを使用している。26日からは利用者がストローを希望する場合に紙製を提供する。紙製はプラスチック製に比べて約2倍費用がかかるが、ストローの使用量はこれまでより抑えられるとして、全体のコストは変わらないとみる。
環境問題に対してはこれまでも、連泊する宿泊者を対象にした客室の「ノークリーニングサービス」の推進や、宴会などで発生した生ごみをごみ処理機で処分し廃棄量を削減するなどの取り組みを進めている。