本村相模原市長が就任 「市民や職員と対話し方向作り」
7日の相模原市長選で当選を果たした本村賢太郎氏が22日、市長に正式就任し初登庁した。同日の記者会見で「よりよい相模原を築いていきたい」と意気込みを語った。起業促進や中小企業誘致、テレワークの導入などで働く世代を呼び込む考えを示した。

本村氏は市長選で、4期目を目指した加山俊夫氏と新人2氏を破った。JR相模原駅前の米軍相模総合補給廠(しょう)の跡地利用では、加山市政が進めていた大規模開発の見直しを改めて強調。「(市民や職員と)対話をし、方向作りをしていきたい」と語った。
橋本駅付近で2027年の開業を目指すリニア中央新幹線の新駅設置については「市外からも多くの人が来ていただけるような相模原を作っていきたい」と述べた。企業誘致策では中小企業を念頭に税優遇などを検討する方針を示した。

4年に一度の統一地方選が行われる。今年は統一地方選と夏の参院選が12年に一度重なる「亥(い)年選挙」。与野党対決となる北海道知事選などがあり、夏の参院選と合わせて結果が注目される。
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