2019年5月22日(水)

イラン革命防衛隊の新司令官にサラミ氏 対決姿勢鮮明に

中東・アフリカ
2019/4/22 16:15
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【ドバイ=岐部秀光】米国の経済制裁圧力を受けるイランが対決姿勢を鮮明にしている。イラン国営メディアによると、最高指導者のハメネイ師は21日、米国が「テロ組織」に今月、指定した革命防衛隊の新司令官に副司令官のホセイン・サラミ氏を任命した。同氏は対外強硬派の代表で、イラン国内では保守強硬派の発言力が一段と高まってきた。

新司令官に任命されたサラミ氏=AP

2007年から司令官を務めてきたジャファリ氏は退任する。イランのメディアは司令官交代の理由について報じていない。ただ、米国との対立が深まるなか、最高指導者直結の軍事組織である革命防衛隊の力を一段と強めようとするイラン国内強硬派の意図が働いた可能性がある。

サラミ氏は1月、「シオニストの体制(イスラエル)を地図から消し去る」と発言した。米による革命防衛隊のテロ組織指定についても「歓迎する」と述べた。20日には革命防衛隊の別の幹部の交代も発表されていた。ロウハニ大統領ら穏健派の立場がさらに弱まりそうだ。

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