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花王、ESG戦略を発表 環境対応容器の流通拡大

花王は22日、2030年までに実現を目指すESG(環境・社会・ガバナンス)戦略を発表した。環境負荷の少ないプラスチック製の包装容器を年3億個流通させるほか、工場を含めた同社の全拠点でリサイクルできない廃棄物をゼロにする。機関投資家の間でも環境配慮などを重視して投資する動きが広がっており、環境技術に強い花王は追い風にしたい考えだ。

花王が公表したのは「キレイライフスタイルプラン」。消費者、社会、地球環境の3つのテーマで構成し、30年までに達成する19個の目標を立てた。同戦略を外部に公表したのは初めて。

目標の目玉は環境に負荷をかけにくい容器を年3億個流通させること。これを可能にするのは花王が18年11月に公表した新技術「エアインフィルムボトル」だ。再生プラスチックを100%使用するほか、単一のプラスチック素材のため容易にリサイクルが可能だ。

花王は将来的に、米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)など海外を含めた日用品各社に、この技術の採用を呼びかけることも視野に入れる。

戦略には同社の全拠点で、リサイクルができない廃棄物をゼロにするなどの具体的な目標も盛り込んだ。

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