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中国の「最強ペア」、混合複で金狙う 世界卓球

2019/4/22 11:35
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東京五輪で初採用される混合ダブルスに向け、卓球王国がついに本気を出してきた。中国は世界選手権に樊振東・丁寧という男女シングルスの世界ランキング1位同士のペアを初めて派遣。もう一組の強豪ペア、許●(日へんに斤)・劉詩●(あめかんむりに文)組と共に金メダルを狙う。日本時間23日午前1時に本戦が始まるこの種目で2連覇を目指す吉村真晴(名古屋ダイハツ)、石川佳純(全農)組ら日本勢の最大のライバルになりそうだ。

丁寧(左)と樊振東は共にシングルスで世界ランク1位。今大会でペアを初結成した(21日、ブダペスト)

丁寧(左)と樊振東は共にシングルスで世界ランク1位。今大会でペアを初結成した(21日、ブダペスト)

21日午前10時に開幕した世界選手権。最初の時間帯に始まった混合ダブルスの予選で、メインコートに登場したのが樊振東・丁寧組だった。ペア結成はわずか1カ月前でこれが国際大会初出場。ダブルスでの実績がないため、本戦前の予選からの登場を余儀なくされたが、そこは中国男子の次世代エースとリオデジャネイロ五輪2冠の女王。初戦の米国ペア、2回戦のマレーシアペアを全く寄せ付けず完勝した。

2年前の前回大会の混合ダブルスで中国は他国の選手と「国際ペア」を組むなど、力を入れている様子は見せなかった。ただ、その直後に東京五輪での採用が決定。今年はワールドツアーにもペアを送り出すなど、着々と準備を進めている。

初戦後に樊振東が「試合前に思っていた通り、普通にプレーできた」と言えば、可もなく不可もなくといった様子の丁寧は「最初の試合だったし、これから全てを良くしていきたい」。まだまだ余裕を漂わせる2人に、日本卓球協会の幹部は「個人の力だけで相当強力なペア」と警戒する。

その後の抽選の結果、中国の2組はいずれも吉村・石川組と森薗政崇(岡山リベッツ)、伊藤美誠(スターツ)組とは反対側のトーナメントに入った。日本勢がぶつかるとすれば決勝になる。吉村は「今までで一番レベルの高い大会でやりがいはある。東京五輪で優勝するため、ここで結果を出すことが必要になる」と気持ちを高めていた。

(ブダペスト=鱸正人)

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