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終始冷静の素根、朝比奈にスタミナ勝ち

2019/4/21 22:25 (2019/4/21 22:42更新)
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決勝は全日本選抜体重別以来の再戦。先に2つ目の指導を受け、延長戦にもつれた展開も2週間前をなぞるようだった。しかも雪辱に燃える朝比奈の気迫は前回以上。延長戦も3分すぎまでは守勢に回り、素根は「焦りがなかったわけじゃない。技を出さなきゃと思っていた」と振り返る。

決勝で朝比奈(下)を破り2連覇の素根=共同

18歳素根が朝比奈破りV2、全日本女子柔道

ただ、スタミナへの絶対的自信がそうさせるのか、この18歳は冷静に試合を読み、技を選ぶ力がある。相手の攻めに耐え、疲れが見えたところで攻勢に転じた。

袖釣り込み腰、背負い投げと得意の担ぎ技で脅かした末に繰り出したのが、準々決勝、準決勝でも"得点源"となった大内刈り。「毎日練習している技。担ぎ技を警戒する相手の重心が後ろにかかる」。ポイントこそ奪えなかったが、直後に勝敗を決する3つ目の指導が朝比奈に与えられた。

国際試合に比べ、延長戦で指導が出るのが遅い審判の傾向に助けられた面もあるだろう。とはいえ、昨年の世界王者に5連勝となった実力が否定されるものではない。

この春に進学した環太平洋大の古賀稔彦監督は「軽量級レベルの器用さやスタミナがある」と評した上で「一番の強みは人に頼らないところ。自分で自分を作り上げていく気持ちが強い」。天才柔道家として知られた同監督の指導にすべてを委ねてしまう女子選手は多く、それゆえに素根の自立と自尊は監督の目に頼もしく映っている。

文句なしで初の世界選手権代表に選ばれた。身長162センチのサイズはこの階級では圧倒的に小さいが、小兵なりの術(すべ)を備える。「気持ちを出して、最後まで一本を取りにいく柔道をしたい」と宣言した。(山口大介)

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