2019年5月22日(水)

コンゴでISが初襲撃か 支部設立宣言、兵士ら殺害

中東・アフリカ
2019/4/20 9:13
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【ナイロビ=共同】コンゴ民主共和国(旧ザイール)からの報道によると、ウガンダとの国境に近い北キブ州の主要都市ベニ郊外で16日、武装勢力による襲撃があり、コンゴ兵2人と民間人1人が死亡した。過激派組織「イスラム国」(IS)が19日までに犯行声明を出し、支部の設立を宣言した。

ISがコンゴで犯行声明を出すのは初めて。コンゴを拠点とする反政府武装勢力「民主同盟軍」(ADF)が、ISから資金などの提供を受け犯行に及んだ可能性が指摘されている。

チセケディ大統領は、ADFがコンゴ国内への過激派流入を手助けしていると指摘。ISがコンゴにとって脅威になりえるとし、掃討作戦を行う考えを表明した。

ADFは1990年代半ば、イスラム主義を掲げてウガンダで結成された。その後、ウガンダ軍の掃討作戦から逃れコンゴに拠点を移した。

コンゴでは豊富な鉱物資源を巡る紛争で武装勢力が乱立し、政府の統制が及んでいない。北キブ州ではエボラ出血熱も流行。相次ぐ襲撃で治療活動が難航し、昨年8月に流行が宣言されて以降、疑い例も含め800人以上が死亡している。

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