化学工場の5人労災認定 肺疾患、業務と因果関係

2019/4/19 22:33
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厚生労働省は19日、医薬品や化粧品の原料となる化学物質製造工場で、包装作業に従事し、間質性肺炎などの肺疾患を発症した男性6人について、業務との因果関係があったと明らかにした。労災申請のあった5人について、労災を認定した。

厚労省によると、扱われていた化学物質は「アクリル酸系ポリマー」。6人は20~40代だった2012~16年に相次いで発症した。工場からは、この物質の粉じんが高濃度で検出された。

粉じんを2年以上扱う業務に従事し、相当量吸入した場合、肺疾患を発症する可能性が高いと判断した。2年未満の場合、労災と認めるかどうかは総合的に判断するとしている。

厚労省は「個人が特定される」などとして、工場の所在地や企業名を明らかにしていない。他の事業所などでの健康被害は報告されていないが、注意喚起するとしている。〔共同〕

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