2019年5月25日(土)

原発廃材、再利用の評価手法構築 関西電力と福井大

環境エネ・素材
住建・不動産
北陸
2019/4/21 7:00
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関西電力は19日、福井大学と共同で、原子力発電所の廃炉作業で出る廃材の再利用のしやすさを定量的に評価する手法を構築したと発表した。対象は放射性廃棄物のうち健康への被害がほとんどないとされる「クリアランス材」。コストや実現可能性のほか、風評被害の大きさなど社会的受容性を評価軸に盛り込んだ。

評価には福井大の計算システム「dmaf」を使用。廃材の搬出、処理、製造、市場投入の4つの観点を、22項目各5点満点で評価した。評価項目には「処理設備が近くにあるか」「マスコミへの説明が必要か」なども盛り込んだ。再利用して作る製品として、野生動物柵や路盤材などの評価が高かったという。

この手法を開発した福井大の柳原敏特命教授は「感覚ではなく、数値で評価できるようになった。社会情勢や原発の立地に合わせて評価軸を更新できる」と話した。

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