生保協会、外貨建て保険の苦情件数を四半期ごと開示
生命保険協会は19日、顧客から苦情が増えている外貨建て保険について、苦情の発生件数や分析を四半期ごとに開示すると発表した。4~6月の状況を9月に公表する。生保各社は4月から販売時の説明資料の充実や高齢の顧客には親族の同席を求めるなど対応を進めていた。
記者会見した稲垣精二会長(第一生命保険社長)は「取り組みに対するチェックを強化し、苦情削減につなげたい」と話した。同協会は稲垣会長の後任に、日本生命保険の清水博社長が就く人事を内定した。任期は7月から1年間。