2019年5月21日(火)

ドコモ、VR用ゴーグル開発 広い視野で没入感高く

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2019/4/19 17:30
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NTTドコモは仮想現実(VR)映像用のゴーグルを開発した。レンズの周りに周辺視野用のレンズを設け、より広い視野の映像を体感できるのが特徴。没入感を高めた。レンズの技術で特許を申請しており、技術を使いたいメーカーとライセンス契約を結ぶことなどを検討する。携帯電話事業では大きな成長は見込みにくく、収益源の多様化を進める。

NTTドコモが開発した「超広視野角VRゴーグル」。VRゲームやライブ映像の配信などと組み合わせて楽しむことを想定する

視野の中心はくっきりと、周辺はぼんやりと見える人間の視野の特徴を再現した

開発したのは「超広視野角VRゴーグル」。中心視野用のレンズの周りに周辺視野用のレンズも設け、視野の中心領域はくっきりと、周辺部分はぼんやりと見える人間の視野の特徴を再現した。視野が広がり、没入感を大きく高めるという。

使い方は一般的なVRゴーグルと同様で、利用者は本体にスマートフォン(スマホ)をセットして映像を楽しむ。従来のVRゴーグルは中心視野用のレンズしかなく、視野が狭く穴から映像をのぞいているように感じられていた。レンズはアクリル樹脂製で軽量で安価に製造できる。

ドコモは今回開発したレンズの技術で特許を申請しており、技術を使いたいメーカーとライセンス契約を結ぶことなどを検討している。ゴーグルはVRゲームやライブ映像の配信などと組み合わせて楽しんでもらうことを想定する。

27日から千葉県の幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2019」で、世界の映像と組み合わせて海外旅行を疑似体験できるデモンストレーションを予定する。

VRゴーグル開発の狙いは「消費者との接点を増やす取り組みの一つ」(NTTドコモ)。同社は15日に発表したスマホの新料金プラン導入で当面の減益を見込む。収益源の多様化を急いでおり、ゴーグル開発もその一環となる。

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