2019年5月26日(日)

マカフィー、ウィンドウズ標準ウイルス対策と協調

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BP速報
2019/4/19 12:06
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米セキュリティーソフト大手マカフィーの日本法人(東京・渋谷)は2019年4月18日、19年の事業戦略を発表した。田中辰夫社長は「クラウドサービスや(あらゆるモノがネットにつながる)IoT機器が急速に広がっており、サイバー攻撃者のターゲットも従来のパソコンからクラウドやIoTへと移行しつつある。19年はこれに対応する製品ラインアップを強化する」と述べた。

マカフィー日本法人の田中辰夫社長

マカフィー日本法人の田中辰夫社長

マカフィーはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット、IoT機器なども含めた多様なエンドポイント(端末)や、マイクロソフト「Office(オフィス)365」やアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)などのクラウド環境も含めて包括的にセキュリティー対策を講じるための製品を強化する方針だ。

一方で、米マイクロソフトは基本ソフト(OS)「Windows(ウィンドウズ)10」でウイルス対策ソフト「Windows Defender(ウィンドウズ・ディフェンダー)」を標準搭載している。マカフィーの田中社長は「コスト面だけを考えれば、ウイルス対策はWindows Defenderで十分だという声もある。標準のWindows Defenderとマカフィー製品を組み合わせてセキュリティー対策をしたいというニーズへの対応も強化する」と述べ、Windows Defenderに対抗するのではなく協調する方針を示した。

パソコンに危害を及ぼす不審な動作を検知・通知する「エンドポイント・ディテクション・アンド・レスポンス(EDR)」分野については、これまで未参入だったが、19年半ばに新製品を投入する。同分野では米サイバーリーズンや米クラウドストライクなど新興セキュリティー企業が先行している。「これまで競合他社の攻勢にさらされてきた。マカフィーは、EDR以外のセキュリティー対策ツールやコンサルティングサービスと組み合わせてサイバー脅威に対応できる強みを打ち出して差異化する」(田中社長)とした。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 清嶋直樹)

[日経 xTECH 2019年4月18日掲載]

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