2019年6月19日(水)

ウナギ密漁で網使用容疑 愛知の男2人を逮捕、浜松

2019/4/19 10:49
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絶滅危惧種ニホンウナギの稚魚、シラスウナギを密漁する目的で網を使用したとして、浜松東署は19日までに、静岡県内水面漁業調整規則違反の疑いで、愛知県西尾市住崎5、自称会社役員、小沢義久容疑者(45)と、同県刈谷市宝町1、自称看板製造業、三浦孝典容疑者(43)を逮捕した。

逮捕容疑は6日未明、浜松市内の芳川で、静岡県知事の許可を受けずに、長さ約20メートル、幅約14メートルの瀬張網と呼ばれる特殊な網を使用した疑い。

同署によると、地元のシラスウナギ採捕組合から「川に網が仕掛けられている」と通報があり、5日夜から張り込んでいた署員が、川に網を仕掛ける2人を確認した。2人が乗っていた車からはシラスウナギ数十匹が見つかった。

静岡県警によると、浜松市内の川や用水路では近年、違法に仕掛けられた網が繰り返し見つかっている。2人は昨年4月にも同県磐田市で密漁をしたとして同容疑で逮捕されており、県警は密漁が横行しているとみて、警戒を強めている。

シラスウナギは最近、過剰な漁獲や生息環境の悪化で国内の採捕量が急減。高値が密漁の背景との指摘もある。

2人は昨年の逮捕後、略式命令を受け罰金を納付したが、最高でも10万円とみられる。関係者は「罰金額が低いことも、密漁がなくならない原因では」と話した。〔共同〕

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