動く人の心拍数、レーダーで計測 機器の装着不要に

2019/4/19 10:11
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日常生活を送り動き回っている人々にレーダーを当てるだけで心拍数と呼吸数を計測するシステムを確立したと、北九州市立大の梶原昭博教授(電子通信工学)が19日までに発表した。機器を装着せず、職場や家庭で複数の人を継続的に同時測定できるという。企業と共同開発を進めており、2~3年後の製品化を目指す。

「ミリ波レーダー」を発して胸の動きを読み取る測定機器(18日、北九州市)

梶原教授によると、自動運転技術に用いる「ミリ波レーダー」を発して胸の動きを読み取る測定機器を、室内の壁の高い位置などに設置。心拍計を身に着けたまま普段通りの動きをする学生らを調べた。その結果、レーダーによる測定は、心拍計との誤差が1%以内だった。

現時点で試作の測定機器が捉えられるのは、約10メートル先にいる人の動き。梶原教授は「体に機器を着ける必要がないので、ストレスなく長時間の計測ができる」と利点を説明。システムを発展させれば、遠隔での健康管理も可能になるという。〔共同〕

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