ノートルダム寺院火災 消防士の活躍たたえ式典

2019/4/19 10:10
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【パリ=共同】パリのノートルダム寺院の火災で、懸命な消火活動で寺院の貴重な文化財を救出、鐘楼などへの延焼を食い止めたパリ市の消防隊員らの活躍をたたえる式典が18日、パリ市庁舎前の広場で開かれた。「勇敢さに感動した」「寺院を守ってくれてありがとう」。謝意を伝えようと数百人の市民らが会場に駆け付けた。

18日、パリで開かれたノートルダム寺院火災の消火活動で活躍した消防隊員らをたたえる式典=ゲッティ共同

火災では約500人の隊員が活動に参加。式典で、消防隊の代表者らが登壇し紹介されると、広場は割れんばかりの拍手に包まれた。

パリのイダルゴ市長は「命を危険にさらし、私たちの一部(である寺院)を救ってくれた」と隊員らをたたえ、寺院再生への希望を訴えた。

ノートルダム寺院のパトリック・ショベ首席司祭は「(火災の際)祈ることしかできなかった」。寺院は焼けてしまったが「皆さんが私を励まし、助けてくれる」と感謝の意を伝えた。

大学院に通うピエール・ムトンさん(30)も消防隊員の決死の活動に突き動かされたという。「火災を機に宗派、宗教の垣根を越えて人々が結束していると感じる。つらい出来事から、いいことが生まれればいい」と話した。

広告関連の会社で働くアニエスさん(43)は「カトリック信者ではないけれど、それでも寺院は家族の一員のような存在。悲劇に見舞われながらも、今日もそこに立っていることをうれしく思う」と語った。

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