無人駅を守る 中国山地「秘境」の元国鉄マン
ヒトシズク~時代を越えて

ヒトシズク
2019/5/6 2:00
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日本経済新聞 電子版
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色あせた国鉄の制服に手を通し、ボタンを留める。左腕に巻いた腕章には「機関士」の文字。午前8時すぎ、永橋則夫(76)は制帽をかぶり、「駅、行ってくるよ」と妻に声をかけて自宅を出る。車通りもまばらな国道を川のせせらぎを聞きながら歩くこと2分、坂の上に平屋建ての駅舎が見えてくる。

中国山地の中央に位置する広島県庄原市の北部。JR備後落合駅は1935年に開業した。広島市から岡山県新見市に至る芸備線、松江…

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