2019年6月27日(木)

豪フォーテスキュー、鉄鉱石販価47%増

南西ア・オセアニア
アジアBiz
2019/4/18 19:30
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【シドニー=松本史】オーストラリアの鉄鉱石大手、フォーテスキュー・メタルズ・グループは18日、1~3月期に販売した鉄鉱石の平均価格が18年10~12月期比47%増の1トン当たり71ドル(約7900円)だったと発表した。鉄分を多く含む高品位品を増やしたことが奏功したほか、豪州産全体の鉄鉱石価格が上昇したことも追い風となった。出荷量は3月に豪州を襲ったサイクロンの影響で前年同期比1%減の3830万トンとなった。

高品位鉄鉱石へのシフトを急ぐ(西オーストラリア州のフォーテスキューの鉱山)

同社のエリザベス・ゲインズ最高経営責任者(CEO)は「商品構成の最適化に注力した結果、素晴らしい結果を達成した」と述べた。

フォーテスキューは鉄鉱石生産で世界4位。だが、英豪リオ・ティントや豪英BHPビリトンに比べ後発で、これまで低品位品が中心だった。現在、高品位品へのシフトを進めており、特に18年10~12月期に出荷を開始した「西ピルバラ粉鉱石」の生産量が増えたことで平均価格が上昇した。

1月にブラジルで鉄鉱石世界最大手ヴァーレの鉱山ダム事故が発生し、供給が絞られるとの懸念から、豪州産の鉄鉱石価格が上昇したことも好材料となった。現在、豪州産の鉄鉱石は1トン95ドル前後で推移しており、年初から3割上昇している。

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