タカラバイオ、がん免疫治療法で共同研究 三重大と
タカラバイオは18日、次世代のがん免疫治療法「CAR-T(カーティー)」について、三重大学の研究グループと共同研究を開始したと発表した。CAR-Tは異物を排除する「T細胞」と呼ばれる免疫細胞を強化し、がん細胞への攻撃効果を高める方法で、血液がんでの適用が進んでいる。大腸がんなどへの適用を目指し、研究を進めていく。
タカラバイオは三重大の医学系研究科、珠玖(しく)洋特定教授らのグループと共同研究を始めた。タカラバイオはCAR-Tについて、2018年4月に大塚製薬と提携している。
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