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香港航空、経営が混乱 100人離職

【香港=木原雄士】中国の複合企業、海航集団(HNAグループ)傘下の香港航空の経営が混乱している。同社は香港を拠点にする中堅航空会社。格安航空会社(LCC)などとの競争で今年の1月頃から経営不振が伝えられ、香港メディアによると、この3カ月間で社員が100人以上離職するなど動揺が広がっている。

香港航空は日本の地方都市にも乗り入れている=ロイター

同社は18日、声明を発表し、「安全運航に注力してきたが、株主の間の係争が業務を混乱させている」と強調した。4~5月に日本の茨城空港にチャーター便を飛ばす計画を直前に中止するなど、既に経営に一部影響が出始めている。東京や大阪に加え、岡山や米子、鹿児島など日本の地方都市にも乗り入れているのが同社の強み。混乱が続けば、訪日客にも影響が及ぶ可能性がある。

一部の株主は臨時株主総会を開いて会長を解任したと主張している。海航による横領や財務書類の改ざんなど不正が疑われ、調査しているという。ただ実際に解任されたかは定かではない。

親会社に当たる海航は、借金頼みの大型の海外でのM&A(合併・買収)戦略が行き詰まり、資産売却を加速している。傘下のLCCである香港エクスプレスは既に、キャセイパシフィック航空に売却することが決まっている。

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