2019年5月26日(日)

JPモルガンCEO後継者、女性CFO浮上
消費者金融部門トップに就任

金融機関
北米
2019/4/18 9:04
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【ニューヨーク=宮本岳則】米金融大手JPモルガン・チェースは17日、最高財務責任者(CFO)のマリアン・レーク氏(49)が、5月1日付けで消費者金融部門の最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。米銀大手唯一の女性CFOであるレーク氏は、ジェイミー・ダイモンCEO(63)の後継者候補として知られ、今回も重要ポストでの起用となった。後継者レースの行方に注目が集まる。

JPモルガン・チェースのマリアン・レークCFO=ロイター

レーク氏は2012年からグループのCFOを務めている。四半期ごとの決算説明会では、ダイモンCEOに代わり経営全般の質問に答える場面も多く、大きな信頼を置かれている。5月から転じる消費者金融事業はクレジットカードなどを手がける重要部門の1つだ。ダイモン氏は全従業員向けメモでレーク氏について「重要なパートナー」と述べた。後任のCFOには同じく女性のジェニファー・ピプスザック氏(49)が就く。

米ウォール街ではJPモルガンのCEO後継者レースに注目が集まっている。ダイモン氏は金融界を代表する経営者で、政界への発言力も大きい。在職期間は約13年間となり、08年のリーマン危機をCEOとして経験した唯一の現役トップとなった。18年に「5年間は現職にとどまる」と宣言。最近は米大統領選への出馬も断念したと伝わり、しばらくCEOを続けると見られている。

ダイモン氏の後継者候補には、レーク氏以外にも複数の名前が挙がる。JPモルガンは18年1月、法人・投資銀行部門を率いるダニエル・ピント氏と、リテール部門を率いるゴードン・スミス氏を共同社長兼最高執行責任者(COO)に起用した。米銀で同ポストは将来のCEOが就くことが多く、後継者レースの先頭を走っていると見られていた。

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