2019年5月26日(日)

売れ筋のSUV一色 NY自動車ショー開幕
トヨタ、北米向け新型 マツダは米初ディーゼル車

自動車・機械
北米
2019/4/18 4:14
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【ニューヨーク=中山修志】ニューヨーク国際自動車ショーが17日に開幕した。トヨタ自動車は北米向けの新型多目的スポーツ車(SUV)「ハイランダー」を公開。マツダは米市場で初めて投入するディーゼルエンジンのSUVを発表した。欧米メーカーの展示も北米で売れ筋のSUVが目立つ。

トヨタ自動車は主力SUV「ハイランダー」を6年ぶりに刷新する(17日、ニューヨーク)

トヨタ自動車は主力SUV「ハイランダー」を6年ぶりに刷新する(17日、ニューヨーク)

トヨタは6年ぶりに3列シートの「ハイランダー」を刷新した。SUBARU(スバル)も5年ぶりとなるSUV「アウトバック」の新モデルを公開した。いずれもインディアナ州の工場で生産し、ハイランダーは2019年12月、アウトバックは同11月をめどに発売する。

マツダはSUV「CX-5」のディーゼル車を米国に初投入する

マツダはSUV「CX-5」のディーゼル車を米国に初投入する

マツダは主力SUV「CX-5」のディーゼル車を7月に米国で発売すると発表した。7~8年前から米国販売を計画していたが、独フォルクスワーゲン(VW)による排ガス不正でディーゼル車人気が落ちたほか、米規制当局による認証が厳格化され、手続きに時間がかかっていた。

北米マツダの毛籠勝弘最高経営責任者(CEO)は「排ガス不正の後に多くのメーカーがディーゼル車から撤退したが、米国でも一部の消費者には根強い人気がある」と米市場の攻略に自信を見せた。

日本車メーカー以外に、独メルセデス・ベンツや韓国の現代自動車、米フォード・モーターの高級車ブランド「リンカーン」なども新型SUVを出展した。

開催中の上海自動車ショーは、電気自動車(EV)などのエコカーの展示が中心だ。北米のショーは年々SUVとピックアップトラックが増え、今回のショーではほぼSUV一色となった。ナカニシ自動車産業リサーチ代表の中西孝樹氏は「売れ筋を意識するあまり、メーカーの新車開発が保守的になっていることも、米国のSUV偏重につながっている」と指摘している。

米国の新車販売に占めるピックアップトラックとSUVなどの「小型トラック」の割合は18年に約7割となり、5割前後だった5年前から一段と伸びた。グローバルで見ても特殊な市場だ。小型トラックはセダン型などの乗用車に比べて平均価格が1万ドル(約110万円)ほど高いが、堅調な米景気のもとで需要拡大が続いている。

北米トヨタのジャック・ホリス副社長は「1~2月の販売はやや落ちたが3月以降は回復している。住宅市況の改善やローン金利の低下によって消費マインドは上向いている」と述べた。

ショーは18日まで報道陣向けに公開され、19日から28日まで一般公開される。

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