2019年6月24日(月)

関西エアが関空の新たなBCP 喪失機能別に対応

台風21号
関西
2019/4/17 19:52
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関西エアポートは17日、2018年秋の台風被害の教訓を踏まえ、関西国際空港の新たな事業継続計画(BCP)を公表した。災害などで喪失した機能別に行動計画などをまとめた点が特徴。被害が同時多発で広がった場合でも24時間以内に空港機能を復旧する体制を目指す。

喪失機能は停電や空港島外からの上水供給の停止、連絡橋の不通など18項目を想定する。従来のBCPは地震・津波や新型インフルエンザといった事案ごとに策定しており、複合的な被害を受けた際に活用しにくい面があった。

同日の記者会見で山谷佳之社長は「これまでは組み合わせが効きにくかったが、(新BCPで)かなり多くの災害に対応できると考えている」と強調。一方で「完成形ではなく、一層の安全安心の意識を持ち続ける必要がある」と述べた。

18年9月の台風21号では浸水でターミナルや滑走路が一時閉鎖に追い込まれたほか、停電も発生するなど大きな影響が出た。関西エアは護岸のかさ上げや消波ブロックの設置などハード面の対策工事も進めている。

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