2019年6月18日(火)

2018年度の近畿輸出額、0.1%減の16.9兆円 大阪税関

関西
2019/4/17 19:39
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大阪税関が17日発表した2018年度の近畿2府4県の貿易概況によると、輸出額は前年度比0.1%減の16兆9065億円だった。過去2番目の金額だが、2年ぶりのマイナスとなった。18年9月の台風21号の影響で関西国際空港が一時、機能不全に陥ったことが響いた。18年度後半から携帯電話の部品や液晶関連製品なども中国を中心とするアジア向けで減少している。

輸出で減少した品目は、テレビ用の液晶パネルを含む「科学光学機器」が21.1%減の6472億円。「通信機」も携帯電話の部品が減って29.3%減の2573億円だった。いずれも中国向けの減少が目立った。

一方、リチウムイオン電池に使う「無機化合物」は米国向けに増えて2270億円と42.3%増加。「コンデンサー」も車載用としてドイツ向けに伸びた。いずれも過去最高額を更新した。

輸出額の地域別では、中国を含むアジアが11兆1860億円と3.2%減だったほか、中国も4.5%減の4兆2056億円といずれも2年ぶりのマイナス。3月を含む単月でもアジアは5カ月連続、中国は7カ月連続で前年同月比の減少が続いている。

18年度の輸入額は2.3%増の15兆2988億円だった。「原油及び粗油」や「天然ガス及び製造ガス」が、価格上昇を受けて増加した。

輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1兆6076億円の黒字。

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