2019年7月21日(日)

車部品メーカー、上海ショーで次代技術 EVにらむ

2019/4/17 19:30
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【上海=吉田悟巳】開催中の世界最大級の自動車展示会、上海国際自動車ショー(上海モーターショー)には中部地方の部品メーカーも出展した。アイシン精機トヨタ紡織といったトヨタ自動車のグループ企業を中心に電動化や自動運転など、次世代の自動車を見据えた展示で各社が競った。

ジェイテクトはコンセプト車「フューチャーコンセプトビークル」を展示した(17日、中国・上海)

ジェイテクトはコンセプト車「フューチャーコンセプトビークル」を展示した(17日、中国・上海)

デンソーとアイシン精機は17日、報道機関向け説明会を開いた。目玉は4月に両社が折半出資で設立した電動車向け駆動装置の開発・販売を手掛ける新会社「ブルーイーネクサス」の事業内容の説明だ。世界で最も電気自動車(EV)などが普及している中国での関心も高い。

山口幸蔵社長は「既に中国メーカーを中心に、複数の自動車メーカーと電動車の開発について話し合っている」と明かした。アイシンは仏自動車大手、グループPSAの高級車ブランドにハイブリッド車(HV)用駆動装置を販売している。トヨタグループの外への販路をさらに広げる。

トヨタ紡織は自動運転を見据えたコンセプト車を展示した(17日、中国・上海)

トヨタ紡織は自動運転を見据えたコンセプト車を展示した(17日、中国・上海)

豊田合成はEVなど電動車や自動運転向けのシステムや部品などを展示した。素材に樹脂を用いて軽量化したEV用の冷却システムやバッテリーケースのほか、カメラやセンサーで運転手の状態を検知できるステアリングホイールなどが来場者の目を引いた。

トヨタ紡織は上質な車内空間を提供する「クオリティ・オブ・タイムアンドスペース」という考え方を表すコンセプト車を出展した。新たに考案した自動車用シートで座席の配置の自由度を高め、車内でくつろげるようにした。汚れた空気を飛躍的に浄化できる高性能のフィルターも展示した。

ジェイテクトは燃料電池で駆動するコンセプト車「フューチャーコンセプトビークル」を展示した。自動運転の実現を見据え、ステアリングホイールを収納できる機能を搭載した。

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