2019年5月23日(木)

JALグループ会社、機体けん引の仮想訓練装置を開発

ネット・IT
サービス・食品
2019/4/17 15:52
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日本航空のグループ会社で空港での荷物の積み下ろしなどを手掛けるJALグランドサービス(JGS、東京・大田)は仮想現実(VR)技術を使い、航空機のけん引訓練ができるシミュレーターを開発した。実機での訓練に加え、VRも活用することで研修を効率化する。

VRシミュレーターを使った訓練のようす。360度の視界を再現しており、バック走行の訓練もできる(17日、羽田空港)

VR技術を使った職業訓練システムなどを開発するコミュニケーション・プランニング(東京・港)と共同で考案した。トーイングカーという専用の車両を使って飛行機を駐機場から滑走路に運ぶ訓練などができる。

VR技術により、360度の視界の中でまるで本当に実物を扱っているような感覚で訓練できる。実機では難しい雨や降雪状態といった悪天候下や、事故対応などの訓練も可能になる。

パソコンやコントローラー、装着型端末のヘッドマウントディスプレーには市販の機器を使用し、導入費用も抑えた。

航空機のけん引作業を行うには資格が必要。取得には数カ月の期間がかかる上、実際の飛行機を使う必要もあり、計画通りに訓練が進まないこともあった。どの程度の訓練効率化につながるのかは「検証しているところ」(JGS)だが、いつでも訓練ができるVRの導入は従業員のスキル向上に寄与しそうだ。

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