NRIセキュア、工場向けIoTのサイバー攻撃対策

2019/4/17 12:41
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野村総合研究所(NRI)の傘下のサイバーセキュリティー企業であるNRIセキュアテクノロジーズ(東京・千代田)は、工場やプラントなどの制御システム向けにサイバー対策を導入するサービスを始めると発表した。イスラエルのスキャダフェンスが開発したソフトを使い、制御システムのネットワークを監視する仕組みを構築する。あらゆるものがネットにつながる「IoT」時代、工場などにもサイバー攻撃のリスクが高まっていると提案する。

工場の制御システムや生産設備の通信データをリアルタイムに取得し、スキャダフェンスのソフトで内容を可視化し、分析する。事前に正常時の通信の特徴を人工知能(AI)が学習しておき、サイバー攻撃などによる異常な通信が発生すると、それを検出して顧客企業のシステム担当者に通知する。NRIセキュアテクノロジーズはソフトを稼働させるためのITシステムの構築などを手掛ける。

IoTの活用が進む中、従来は切り離されていた工場の制御システムなどのネットワークが外部につながるようになった結果、サイバー攻撃のリスクが高まっている。一方で工場など制御システムはITシステムよりもサイバー対策が遅れ気味だ。2017年には身代金要求ウイルス「ワナクライ」が猛威を振るい、日本企業でもホンダの工場の一部などに被害が発生した。こうした状況にNRIセキュアは商機を見いだした。サービス料金は個別に見積もる。

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