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日鉄ソリューションズ AI構築支援ツールを5月公開

日経クロステック
日鉄ソリューションズシステム研究開発センターの斎藤聡所長

日鉄ソリューションズ(2019年4月1日に新日鉄住金ソリューションズから社名変更)は4月16日、横浜市にあるシステム研究開発センターで、企業のデータ活用に関する研究開発成果の説明会を開いた。同センターの斎藤聡所長は「人工知能(AI)とデータの活用の重要性が増しつつあるが、企業がデータの蓄積や活用手法の改善を継続するのは意外と難しい。これを支援するための研究開発をセンターで進め、順次成果を外部に提供していく」と話した。

具体的には、20年3月までにセンター内にデータ活用支援の専門組織「データ・レバレッジ・センター」を新設し、顧客へのサービス提供を始める。センターが30件以上手掛けてきたデータ活用支援プロジェクトのノウハウを集約し、メニュー化する。分析の自動化やAIモデルの作成・管理、データを安全に扱うための匿名加工技術などを一括して提供する。

これに先立ち、センターが開発したAI構築支援ツールの「KAMONOHASHI(カモノハシ)」をオープンソースソフトウエア(OSS)として19年5月から公開する。KAMONOHASHIを使うと、AIを使ったアプリケーション開発の過程で必要な副次的作業であるデータセットの準備や分析モデルの選択、計算リソースの確保などを自動化できるという。

斎藤所長は「AI技術者は学習・推論のモデル設計に専念するべきだが、実際には副次的作業に忙殺されがちで、業務効率が極めて悪い。この課題を解決するためにセンターではKAMONOHASHIを開発・利用してきた。OSSとして広く公開することで、ツールの機能をさらに磨きたい」と説明した。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 清嶋直樹)

[日経 xTECH 2019年4月16日掲載]

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