2019年6月19日(水)

比でも約1年、活動か タイの邦人詐欺グループ

2019/4/17 10:30
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【バンコク=共同】タイ中部パタヤの特殊詐欺の拠点で逮捕された日本人の男15人のうち、9人がタイ入りする前の同じ時期に、フィリピンに長期滞在していたことが17日までに、タイ警察の捜査で分かった。警察当局は男らがフィリピンも拠点にして、約1年間にわたって振り込め詐欺をしていた疑いがあるとみている。

日本の警察庁や警視庁の捜査員らは16日、タイの首都バンコクに到着した。タイ警察と情報交換し、全容解明を目指す。

タイ警察の捜査によると、リーダー格の男(23)を含む9人は最長で2017年11月から約1年間、フィリピンに滞在していた。9人のフィリピン入国時期はばらばらだが、18年12月ごろ、ほぼ同時期に一斉に出国。日本に一時帰国した上でタイに入国しており、振り込め詐欺の拠点をフィリピンからタイに移すためだった可能性がある。

タイ警察はフィリピンでの滞在許可書類から、9人が中部セブに滞在していたことを確認。うち1人は、過去にも日本で特殊詐欺に関与した疑いで逮捕されていた。タイの拠点からも「セブ島の時から」などとフィリピンでの活動を示唆するメモが押収されており、警察当局はセブに詐欺の拠点があったとみている。

タイ警察が押収した資料によると、被害は北海道、東京都、愛知県、富山県、福井県、熊本県など全国に及ぶことも判明した。被害者は計200人以上、被害総額は2億2千万円以上とみられる。タイ警察によると、容疑者らの本籍は福岡、大分など計8都府県。

タイ警察は3月29日、不法就労の疑いで15人を逮捕。日本の警察当局は容疑を固めた上で、15人が国外退去になり次第、逮捕する方針。〔共同〕

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