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ダイムラー、次世代電池の米社に出資 100億円超

【フランクフルト=深尾幸生】独ダイムラーは16日、次世代電池の素材を手がけるスタートアップ企業、米シラ・ナノテクノロジーズに出資すると発表した。シラの1億7千万ドル(約190億円)の資金調達を主導した。現地メディアによるとダイムラーは1億ドルで株式の10%を取得したもようだ。シラが持つ技術は電気自動車(EV)電池の性能を大幅に高められる可能性がある。

ダイムラーはEVの性能のカギを握る電気材料でスタートアップに投資(19年発売のEV「EQC」)

シラは2011年にカリフォルニア州で設立された。現在、炭素を使っているリチウムイオン電池の負極をシラが開発するケイ素系の素材に置き換えることで、エネルギー密度を約2割高められるという。1回の充電での走行距離を伸ばしたり、充電時間を短縮したりするのに役立つ。

ダイムラーはシラの取締役に1人を送りこむ。これとは別にシラは同日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)元最高経営責任者(CEO)のジェフ・イメルト氏を社外取締役に招くと発表した。

シラには韓国のサムスン電子や独シーメンスが出資するほか、独BMWも提携している。20年にデジタル家電向けの電極の量産を始め、数年内に自動車向けにも広げる。

ダイムラーは22年までに電動化に100億ユーロ(約1兆3千億円)を投資し、25年に世界販売の15~25%をEVにする計画を掲げている。

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