2019年5月19日(日)

タイに「KOSEN」 高専機構、現地の国立大と

関西
2019/4/16 19:58
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国立の高専を運営する国立高等専門学校機構(高専機構)は16日、奈良市でタイ・バンコクの国立モンクット王工科大学トンブリ校と包括的学術交流協定を結んだ。日本が協力するタイでの高専設立プロジェクトの一環で、同校が運営母体となる「KOSEN」の2020年開校を目指す。

タイの「KOSEN」新設に向けて包括的学術交流協定が結ばれた(左は谷口功・高専機構理事長。16日、奈良市)

タイ側の関係者10人が奈良高専(奈良県大和郡山市)や鳥羽商船高専(三重県鳥羽市)、明石高専(兵庫県明石市)を視察する日程で来日。スウィット学長は調印式で「社会の課題を解決する人材を育成したい」と話した。

タイでは5月、同大学ラカバン校が運営する高専が開校する予定。日本同様、5年一貫の技術者教育を導入し、高専機構は7人の教員を派遣し運営支援にあたる。カリキュラムは主にメカトロニクス(機械工学)分野という。トンブリ校は2校目となる。

日本の高専の教育システムは産業立国を目指すアジア各国から注目されており、モンゴルでは留学経験者らが学校を設立。高専機構は運営支援を行ってきたが、開校から関わるのはタイのケースが初めてという。昨年8月、文部科学省とタイ教育省が日本型高専設置に向けた協定を締結した。

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