千葉ジェッツ、1万人規模の新アリーナ建設へ
男子バスケットボールBリーグ、千葉ジェッツふなばし(千葉県船橋市)は、1万人規模の新たなアリーナを建設する。現在は同市内のアリーナをホーム試合に使っているが、観客動員数が伸びてきたことでチケットが手に入りにくい状況が続いている。収容人数を大幅に増やし、より多くの観客を呼び込んで満足度向上につなげる。

新アリーナの完成時期は未定。建設地は船橋市内を中心に検討中だという。年間でホーム試合は30試合程度のため、バスケの試合以外にも、音楽コンサートや他のイベントに貸し出す予定。
ジェッツは現在、収容人数約5000人の船橋アリーナ(船橋市)を中心に、同約7000人の千葉ポートアリーナ(千葉市)でも試合を行っている。ただ「満員御礼の開催が増え、最高の観戦体験を提供できていない」(ジェッツ)として、観戦環境の整備遅れに課題があった。
新アリーナ計画を実現するため、ジェッツは14日、ミクシィとの資本提携を発表。今後もスポンサーを募る方針だが、建設や運営はジェッツが行う。