大栄不動産、埼玉大生に奨学金 返済不要

2019/4/16 22:00
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埼玉県が地盤の大栄不動産(東京・中央)は、埼玉大学の学生を対象にした奨学金制度を創設した。将来の街づくりや地域開発で社会貢献できる人材を育てるのが目的で、1人あたり年間20万円を給付する。学業成績が良く意欲の高い学生が対象で、家庭の所得などの収入条件は設けない。

奨学金の名称は「大栄不動産奨学金」。同社が埼玉大学基金に毎年拠出する120万円を原資とする。教養、経済、理、工の4学部の2~4年生(初年度は2~3年生)が対象。各学年文系1人、理系1人を面接などで選び、卒業まで毎年20万円を給付する。

昨今、大学を卒業してから学生が奨学金の返済に困るケースも多い。今回の奨学金に返済の義務はない。

大栄不動産は2020年に設立70周年を迎える。その記念事業の一環だという。石村等社長は「収入条件を設けず、志の高い優秀な学生に広く門戸を開きたい」と強調する。

埼玉大の山口宏樹学長は「優秀な学生にも(奨学金で)手当てしたい気持ちは以前からあった。大変ありがたい」と話した。今後、インターンシップの受け入れなどでも協力関係を深める。

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