熊本の阿蘇山が噴火 気象庁が噴火速報

2019/4/16 18:49 (2019/4/16 21:41更新)
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気象庁によると、16日午後6時28分ごろ、熊本県・阿蘇山の中岳第1火口でごく小規模な噴火が発生した。おおむね1キロメートルの範囲で、噴火に伴い飛散する大きな噴石や火砕流に注意するよう呼びかけている。阿蘇山で噴火が発生したのは2016年10月8日以来。

気象庁火山課によると、火山灰が混じった噴煙が火口縁上200メートルまで達し、北西の方向へ流れた。噴火に伴う空振は観測されていない。今回の噴火は火山の地下にある水が加熱され急激に水蒸気に変わり、周囲の岩や土砂を吹き飛ばして起きるごく小規模な水蒸気噴火だった可能性が高い。

警戒レベルは2の「火口周辺規制」を引き続き維持し、中岳第1火口から約1キロ圏の立ち入りは規制する。

同課の担当者は「地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないようにしてほしい」とした。阿蘇市総務課によると、人的被害はなく、住民からの問い合わせも現時点で特にない。

噴火を受け政府は午後6時半すぎ、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。

火山性微動の振幅がやや大きくなったとして、気象庁は14日、5段階の噴火警戒レベルを平常時の1から2の「火口周辺規制」に引き上げていた。

阿蘇山は噴火を繰り返している活火山で、同庁は常時観測火山の対象としている。

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