NTTドコモ、スマホの使い方で集中力推定

2019/4/16 16:09
保存
共有
印刷
その他

NTTドコモは慶応義塾大学と東京大学と共同でスマートフォン(スマホ)の日常的な使い方から持ち主の集中力を推定できる技術を開発した。スマホのセンサーのデータやアプリの利用履歴、位置情報データから持ち主の集中力を推定して示す。働き方の改善に役立つサービスとして実用化を目指す。

スマホのデータから持ち主の行動やスマホの使い方を分析し、人工知能(AI)が持ち主の集中力を推定する。体の動きやスマホの画面を見る回数が増えていたら集中力が下がっている、といった具合だ。翌日など未来の集中力を予測するようにAIに学習させることもできる。

新技術は時期未定で実用化を目指す方針。工場や建設現場、バス会社などでの活用を想定。監督者が作業員や運転士の前日のスマホの使い方から当日の集中力が下がりそうな人を把握し、危険性の高い仕事から外したり適切な休憩を促したりする使い方を見込む。

企業の働き方改革の担当者が社員の集中力のデータを集め、働き方の改善策につなげることも可能。働き手が自らの集中力を把握し、気をつけて作業したり休憩をとったりする運用もできる。

ドコモは2018年3月にはスマホの使い方からストレスを推定する技術を開発している。集中力の推定と組み合わせ、ストレスが高く集中力が低い状態が続く場合に利用者がメンタル不調にならないように通知するサービスなども検討している。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]