弁理士が脱税疑い 東京国税、6800万円

2019/4/16 11:56
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所得税約6800万円を脱税したとして、東京国税局が所得税法違反の疑いで、日本弁理士会の元副会長亀谷美明弁理士(59)=東京都八王子市=を東京地検に告発したことが16日、関係者への取材で分かった。3月29日付。

関係者によると、2017年までの3年間、知人に設立させた香港のペーパーカンパニーに、架空の翻訳業務の外注費を振り込んだ上で、日本国内で引き出し所得約1億5100万円を隠した疑いが持たれている。

ペーパーカンパニー名義で香港の銀行に開設された口座のキャッシュカードを使い、日本国内で提携している金融機関の現金自動預払機(ATM)から頻繁に引き出し、個人的な支出に充てていたもようだ。

亀谷弁理士は取材に「知人の勧めで海外に法人を設立したのは事実だが、その時点では純粋に事業目的だった」とした上で「基本的に国税当局の判断は正しいと考えているので、修正申告に応じた。不祥事を起こし深く反省している」と文書で回答した。

日本弁理士会によると、亀谷弁理士は05年度の同会副会長を務めた。

信用調査会社によると、亀谷弁理士が運営する「はづき国際特許事務所」(東京都新宿区)の17年12月期の売上高は8億円。大手メーカーの特許の出願代理申請を請け負っている。〔共同〕

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