2019年4月22日(月)

鴻海の郭董事長、総統選出馬に言及 「数日内に決断」

エレクトロニクス
中国・台湾
アジアBiz
2019/4/16 11:35
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【台北=伊原健作】電子機器の受託製造サービス(EMS)世界最大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が16日、2020年1月に行われる台湾の次期総統選への出馬について「数日以内に決める」と述べた。台湾メディアで出馬が取り沙汰されていたが、実際に検討していることを初めて認めた。出馬すれば董事長からは退くとみられ、鴻海の経営にも大きな影響が出る。

台湾総統選への出馬を検討していることを報道陣に明らかにした鴻海精密工業の郭台銘会長(16日、台北)=中央通信社・共同

台湾総統選への出馬を検討していることを報道陣に明らかにした鴻海精密工業の郭台銘会長(16日、台北)=中央通信社・共同

郭氏は16日朝、台北市内のホテルで開かれた米台関係などに関するシンポジウムに出席し、記者団の質問に応じた。「総統選は台湾の今後20年を決める重みがあり、自分が何をすべきか考えた」と発言した。出馬の意向を問われると「数日以内に決める」と述べた。

また、仮に出馬する場合は対中融和路線の最大野党、国民党から出馬すると明らかにした。同党が進めている公認候補者の選定手続きに参加するとも語った。

出馬すれば鴻海の経営への影響も甚大だ。総統選に立候補すれば選挙戦などに忙殺されるため、企業のガバナンスの観点から経営トップの董事長職を退く必要が生じる。郭氏は一代で世界最大のEMSを築いた台湾を代表する経営者。同社はワンマン経営で知られる。16年に買収したシャープに対しても大きな影響力を持っている。

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