2019年4月20日(土)

米高校銃乱射事件の報道評価 地元紙にピュリツァー賞

北米
2019/4/16 10:33
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【ニューヨーク=共同】米コロンビア大は15日、優れた報道をたたえるピュリツァー賞を発表した。最高の栄誉とされる公益部門では、17人が殺害された南部フロリダ州の高校銃乱射事件の背景や影響を追及した地元紙サウスフロリダ・サン・センティネルを選んだ。各部門で銃問題を扱った報道が選出される一方、トランプ米大統領関連の受賞も目立った。

15日、受賞を喜ぶサウスフロリダ・サン・センティネルのスタッフ=サウスフロリダ・サン・センティネル・AP

事件は昨年2月、同州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高で当時19歳だった同校の元男子生徒が半自動小銃を乱射し、生徒14人を含む17人を殺害。銃規制を求める同校の生徒らの抗議活動が米国各地に広がった。

同紙は事件前後の高校幹部や地元捜査当局者らによる対応の不備が、惨劇につながった可能性があると指摘したことが評価された。同紙の公益部門受賞は2度目。

国内報道部門では、トランプ氏がポルノ女優に口止め料を支払った過程を暴いたウォールストリート・ジャーナル紙が選ばれた。解説部門は、トランプ家の不透明な資金運用などを詳細に明らかにしたニューヨーク・タイムズ紙。

速報部門は、東部ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)銃撃事件を報道したピッツバーグ・ポストガゼット紙を選出。米史上、最も多くのジャーナリストが殺害されたメリーランド州のキャピタル・ガゼット紙の銃撃事件を報道した同社は特別賞を受けた。

50年以上にわたって音楽文化に貢献した歌手アレサ・フランクリンさん(昨年8月死去)にも特別賞が贈られた。

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