中高の英語力、目標達成は4割 国の計画届かず

2019/4/16 10:45
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文部科学省は16日、全国の公立中学・高校の生徒の英語力に関する2018年度調査の結果を発表した。中3で「英検3級相当以上」だった生徒は17年度比1.9ポイント増の42.6%、高3で「英検準2級相当以上」は0.9ポイント増の40.2%だった。いずれも上昇傾向だが、50%とする国の目標には届かなかった。

文科省は「地域差があり、成果を上げている自治体の取り組みを周知していく」としている。

調査は18年12月に実施。言語力を6段階で評価するCEFR(欧州言語共通参照枠)を基に、中3は一番下の「A1」にあたる英検3級、高3は「A2」にあたる同準2級相当以上の生徒の割合を調べた。英検以外の民間試験の結果や、教員が基準を満たしていると判断した生徒も含む。

中3では都道府県と政令指定都市の状況も調べた。到達割合が最も高いのはさいたま市(75.5%)で、福井県(61.2%)、横浜市(55.9%)と続いた。高3は都道府県別のみを調べ、福井県(56.0%)、富山県(54.8%)、秋田県(53.3%)の順に高かった。

50%以上だったのは中3で10都県市、高3で3県のみ。30%台にとどまる自治体が目立った。国は当初、17年度までに50%に届かせる計画だったが、現在は22年度までの達成を目指している。

小学校の指導体制も調べた。常勤教員のうち中学・高校の英語免許を持っているのは5.9%。一方で外国語指導助手(ALT)の活用は1万3044人で、17年度より132人増加。年間指導計画の交換や授業研究などで小学校と連携している中学校は80.6%に上った。

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