2019年4月23日(火)

米州諸国、ベネズエラ政府支援で中ロを非難

中国・台湾
中南米
2019/4/16 9:15
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【サンパウロ=外山尚之】ベネズエラのマドゥロ政権に批判的な米州諸国が集まる「リマ・グループ」は15日、チリの首都サンティアゴで外相会議を開いた。中国やロシアを名指しし「不法なマドゥロ政権を支持し、我々の地域に負の衝撃を引き起こしている」と非難する最終宣言を採択した。大半の参加国にとって中国は最大の輸出先だが、マドゥロ政権を支える姿勢に反発が広がっている。

15日、ベネズエラ情勢を協議するために集まったリマ・グループ参加国の外相ら(サンティアゴ)=ロイター

ブラジルやカナダなど米州11カ国に加え、ベネズエラの野党陣営が署名した最終声明では中国、ロシア、キューバ、トルコについて具体名をあげて非難した。参加国はベネズエラの野党陣営のグアイド国会議長を暫定大統領として認めているが、貿易や投資で重要な相手である中国に対して踏み込んだ。

中国政府はベネズエラにとって最大の債権国で、マドゥロ政権を支持する姿勢を崩していない。3月には中国で開催予定だった米州開発銀行(IDB)の年次総会を前に、ベネズエラ野党陣営の代表者に対するビザ発行を拒否した。

また、今回の会議に合わせ、カナダ政府はマドゥロ政権の政府高官や地方自治体の知事など43人を経済制裁の対象に加えると発表した。カナダ国内の個人資産を凍結し、商取引などを禁じる。

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