2019年8月20日(火)

1~3月の世界はしか感染数、4倍に急増 WHO推計

2019/4/16 6:07
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【ニューヨーク=吉田圭織】世界中で麻疹(はしか)の感染件数が増加している。世界保健機関(WHO)が15日発表した推計によると、1~3月の感染件数は前年同期の4倍にあたる約11万2千件に達した。感染の多くは発展途上国だが、麻疹ワクチンが普及している欧米でも感染が広がっている。

麻疹ワクチン接種を待つ母子(3月、マダガスカル)=AP

地域別でみるとアフリカで最も増えており、前年比8倍となった。欧州では4倍、米州でも6割増加した。米国ではニューヨーク市の一部などでワクチンを接種していない人を中心に感染が広がっている。

WHOによると、ワクチンを2回接種していればほぼ確実に感染を防ぐことができ、人口の95%がワクチンを一度接種していれば大流行も防げるという。だが、現時点での世界の接種率は85%、2回ワクチンを受けている人の割合は67%にとどまっている。

麻疹は空気や飛沫で感染する強力な感染症。途上国は子どもを中心に命に関わる場合も多く、先進国でも感染すると重篤になるリスクもある。WHOの直近のデータによると2017年には世界で11万人の患者が死亡している。

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