2019年6月20日(木)

ゴールドマン純利益21%減、1~3月期 売買低調響く

金融機関
2019/4/15 21:24
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【ニューヨーク=宮本岳則】米金融大手ゴールドマン・サックスが15日発表した2019年1~3月期決算は、純利益が22億5100万ドル(約2470億円)となり、前年同期に比べ21%減った。世界的に相場の変動率が低下するなか、顧客の市場取引が停滞し、債券や為替、株式の売買仲介(トレーディング)事業が低調だった。

ゴールドマンの19年1~3月期は減益決算に=ロイター

粗利益にあたる純営業収益は前年同期に比べて13%減の88億700万ドルだった。1株あたり利益は同18%減の5.71ドル。好調だった前年同期の反動もあり、大幅な減益決算となったものの、1株利益はゴールドマンをカバーする証券アナリストの事前予想平均(4.89ドル、QUICK・ファクトセット調べ)を上回った。

主力のトレーディング事業の低迷が響いた。債券市場部門の営業収益は同11%減の18億3900万ドル。相場が大きく動かず、国債や社債、為替取引が特に低調だった。株式部門も同24%減と落ち込んだ。M&A(合併・買収)の助言などを手がける投資銀行事業も同1%増にとどまり、他事業の落ち込みを補えなかった。世界的にIPO件数が減り、手数料収入が伸びなかった。

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