2019年8月18日(日)

産総研、臨海副都心に新研究棟 模擬環境でデータ収集

2019/4/15 20:00
保存
共有
印刷
その他

産業技術総合研究所は15日、臨海副都心センター(東京・江東)で、新研究棟の完成披露会を開いた。工場やコンビニエンスストアなどを模した施設を設け、人工知能(AI)とロボットが融合し、生産性を向上させる技術を開発する。

産総研の「サイバーフィジカルシステム研究棟」ではコンビニの模擬施設などを設け、AI用の学習データを取得する(15日、東京・江東)

中鉢良治理事長は「私たちの狙いはAIやロボットがサポートし、人間が創造性をさらに発揮できる社会だ。産学官ともに活用していただきたい」とあいさつした。

産総研は2015年に製造やサービス、医療・介護などの分野にAIを実装させる目的で、臨海副都心センターに「人工知能研究センター」を開設した。4月から本格稼働する「サイバーフィジカルシステム研究棟」は切削加工機やレーザー加工機などがある機械加工組み立て工場やコンビニエンスストアを模擬した小型店舗、創薬の実験環境を模したラボを置く。

模擬環境で企業と協力しながら人や機械の動きに関する計測データを収集し、解析する。AIやロボットを連携させることで熟練工並みの加工やコンビニの商品の陳列、複雑な手順の創薬ができるようにして、生産性の向上を狙う。3年後にも実用化を目指して技術開発を進める方針。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。