テスラのマスクCEO「電池不足が制約に」 ツイッターに投稿

2019/4/15 16:55
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米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は13日付のツイッターへの投稿で、パナソニックと共同運営する米電池工場について、現状では同社の「セル」と呼ばれる電池部材の供給不足が増産の制約になっていると指摘した。EVの普及モデルの需要が減退しているのではないかとの見方を打ち消す狙いとみられる。

米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)=ロイター

両社が米ネバダ州で共同運営する世界最大級の電池工場「ギガファクトリー1」を巡っては生産能力を1.5倍に引き上げる追加投資を凍結することが明らかになった。

マスク氏は「パナソニックは3月に(ギガファクトリー1の)年産能力が35ギガ(ギガは10億)ワット時に達したと明らかにしている」との米ブルームバーグ通信記者のツイートに「間違っている」と返信。「パナソニックのギガ(ファクトリー1)におけるセル生産ラインの年産能力は24ギガワット時にとどまっている」と書き込んだ。

マスク氏は続く投稿の中で「理論上の年産能力は35ギガワット時だが、実際の最大生産実績は3分の2以下にとどまる」とも述べた。テスラの普及価格帯の小型セダン「モデル3」の2019年1~3月期の生産台数は約6万3000台と前の四半期に比べ3%増にとどまったが、「セル(供給)の制約によって、より多くのモデル3を生産することが物理的に不可能だった」という。

パナソニックは日本経済新聞社に対しギガファクトリー1は「18年度内に35ギガワット時分の生産体制を確立した」とのコメントを出した。ただ現時点では設置を完了した設備の全ては稼働しておらず、生産実績の現状は「公表していない」という。

(シリコンバレー=白石武志、藤野逸郎)

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