2019年5月19日(日)

積水化学、再エネ売買を仲介 自社施工の住宅対象

環境エネ・素材
住建・不動産
2019/4/15 16:01
保存
共有
印刷
その他

積水化学工業は15日、家庭用太陽光発電の余剰電力の売買サービスに乗り出すと発表した。11月から順次始まる固定価格買い取り制度(FIT)の期限切れに備える。買い取った電力を自社工場で活用するなど環境経営にも着手する。参加住宅の蓄電池を束ねた仮想発電所(VPP)の構築構想も明らかにした。

記者会見した小笠真男執行役員(左)

「お客様を第一に考えてこの価格設定にした」。積水化学のR&Dセンター所長の小笠真男執行役員は、15日に東京都内で開いた記者会見で力を込めた。

新サービスの「スマートハイムでんき」では、同社がセキスイハイムのブランドで建築した太陽光発電設備と蓄電池を備えた住宅の余剰電力を1キロワット時あたり12円で買い取る。蓄電池を備えない場合は同9円で買い取る。電気は自社の工場稼働や、発電設備を持たないセキスイハイムの住宅へ融通する。

20年度ごろをめどに、VPPの構築も進める。同社が茨城県つくば市などで実証実験に取り組むVPPは、住宅の蓄電池が指示を受信できるソフトウエアなどを開発して、充放電を同社が一気に指示をする。仮想の発電所として、停電時のブラックアウト(全域停電)などを防ぐのも狙いだ。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報