2019年6月24日(月)

伊藤忠、米ライドシェアに出資 年内に日本で実証実験

スタートアップ
自動車・機械
北米
2019/4/15 15:33
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伊藤忠商事は15日、米国ライドシェア(相乗り)サービスのビア・トランスポーテーション(ニューヨーク州)に出資したと発表した。同社は日本のタクシー会社などに相乗りシステムを提供していく予定で、伊藤忠が顧客紹介や実証実験に協力する。既に日本法人を設けており、伊藤忠はビア社と同社日本法人に計数十億円を出資したとみられる。

ビア社はスマートフォンの位置情報に基づき、複数の乗客を同時に運ぶライドシェアを手掛けている

ビア社は欧米など60超の都市でサービスを提供するライドシェア大手。ニューヨーク市では毎月150万回以上の利用がある。2012年の設立でこれまでに4億ドル(約450億円)を資金調達している。

同社はスマートフォンから配車の依頼があった複数の乗客を1台の自動車で運ぶシステムを持つ。乗客の位置情報を解析し、複数の乗客にとって最適な乗車場所をはじき出し、仮想のバス停のような乗車場所を案内する。

伊藤忠は4月中旬までに、ビア社に少額出資し数%の株式を取得したほか、ビア社が昨年設立した日本法人にも出資した。ともに第三者割当増資を引き受けた。

日本国内では、ビア社は直接サービスを手掛けず、タクシーやバス会社、地方自治体にビア社のシステムを提供していく。伊藤忠は社員を日本法人に出向させ、同社と日本の移動サービスを手掛る事業者と組み、19年内に実証実験を進める。既に森ビルは同社員の通勤時などを対象に同サービスの実証を始めている。

伊藤忠は18年度には中国の電気自動車(EV)メーカーや、英国のライドシェア企業など自動車関連の新興企業に相次ぎ出資している。

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